借換債とは満期がきても償還せずに、再び借換ために発行される公債。建設国債は、発行から60年かけて償還するという原則があるため、5年あるいは10年満期の建設国債を起債し、満期になったら5/60あるいは10/60を償還して、残りの部分を借り換える。その際発行されるのが借換債である。しかし昭和60(1985)年度以降、赤字国債の大量償還が始まったのに際して、それまで現金償還を原則としていた赤字国債でも借換債を発行することになった。平成19(2007)年度の国債発行計画では、建設国債および赤字国債の発行額が前年度より4兆5410億円減の25兆4320億円であるのに対し、借換債の発行額は8兆4561億円減の99兆8060億円となっている。また昭和60年度以降、国債の円滑な償還および借り換えのために、償還期間が1年以下の借換債である割引短期国債が発行されている。
建設国債の場合、発行から60年かけて償還するという原則がある。このため、例えば10年物の国債で建設国債を発行した場合、10年後には10/60を償還し、残額は借り換える必要がある。このように発行されるのが借換債である。
一方、原則としては借換が行われないはずの赤字国債の償還にも借換債で対応しており、本来の意味合いは薄れてきていると言える。